歴女っていうのは侮れない。
歴史に対して深い愛、情熱をもって知識に貪欲である。
それだけでなく自分の想像や妄想で世界を作り新たな解釈を与えてくれる。
そんな情熱を持った人の話が面白くないわけがない。
山崎怜奈さんは乃木坂46のメンバーでありながら歴史好きが高じて歴史番組のMCを務めた。
本書籍は全50回にもなる番組からお勧めの14回をまとめたものだ。
アイドルということもあり本書の表紙は歴史好きには軟派である。
だからこそ読みやすく親しみやすい。
歴史好きもそうでない方もぜひ手に取ってほしい。
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書かれている内容(目次一部抜粋)
・もしも蒲生氏郷を大河ドラマの主人公にするなら
~安土桃山時代のマイナー武将、計算高く逸話も多いが・・・~
・世界一評価されていない偉人・塙保己一
~彼がいなければ今の日本はない。盲目にして花がない偉人~
・安政の大獄7 井伊直弼っていい人?悪い人?
~習ってきた歴史と違う!高度な政治と時代背景の被害者~
この本からの学び
歴女を侮らないということ。
歴史は面白いということ。
歴史を好きになるにはまず面白さを知ることから。
意外な事実、普通とは違った解釈。
歴史人というのも、一人の人間であった。
その人物像を掘り返してみると、歴史に人間性ありと見えてくる。
徳川家光は女装癖があったり、死因が虫歯の徳川家茂、イケボの徳川家慶。
過去を学び、未来に生かすのが歴史の役目だが物語としてただ純粋に楽しむ。
そんな歴史が大好きだ。
ぜひ手に取って歴史の面白さを感じてほしい
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