11月に4年に一度、サッカー好きにとっては待ちに待ったワールドカップが始まる。
サッカーファン歴が長い当方にとって、大変待ち遠しいイベントである。
サッカー興味ない人にとっては、おっさんの独り言と思って聞いてほしい。
ブラウザバックすることなかれ。
我のサッカーに対する熱い気持ちを、浴びていってほしい。
その寒暖差wで風邪をひいてしまえばいいとさえ思う。
スポーツに興味がないという人なら、今回おすすめする漫画のことだけでも知ってほしい。
※ネタばれはちょっとだけ含みます。
ワールドカップに出場する意味
日本はワールドカップに1998年から7大会連続で出場している常連だ。
サッカーは有名になり、様々な漫画で知られることになった。
『アオアシ』『ブルーロック』『GIANT KILLING』とかサッカーマンガはやっぱり人気コンテンツだ。
『キャプテン翼』なんて世界に轟く名作だ。
ただ、1998年以前は50年近くワールドカップに日本は出れなかった。
キャプテン翼が連載された(1986年)とき、日本はワールドカップに出るなんて思われてなかった。
ワールドカップが始まる直前だからこそ、この漫画を読んでほしい。
『俺たちのフィールド』というこの漫画!
知らねーよ!そんなマイナー漫画!っていう人がいるかもしれない。
だからこそ、書かせていただく。
サッカーを語る人間には特に!
どれだけワールドカップに出ることが名誉であるか今一度知ってほしい!
話の構成
話はJリーグ発足前の社会人サッカーの選手の子供の話から始まります。
今でこそプロ化してなかなかイキった感じの選手がブイブイ言わしているサッカー選手。
それがサッカーだけで食べていけない、だからこそ好きでサッカーをやっている家庭の子供が主人公です。
小学生編から始まり、高校生、留学、社会人サッカー、Jリーグ、日本代表と段階を踏んで話がすすむ。
正直、高校生・留学まではあんまり面白くないから流してもろて。
後半になればなるほど面白くなるのです。
30後半になるおっさんからすると、日本人というだけでサッカー下手な奴の代名詞という時代があった。
現実では今でこそ、まだ世界の強豪には及ばないけど中堅といわれるようになり、世界で有名な選手もいる。
ただ、10年ほど前はそんなことなかった。
それが、この漫画を通して体験することができる。
そして1998年に現実に日本はワールドカップに初出場することになる。
この『俺たちのフィールド』でも1998年ワールドカップを目指して物語が進む場面がある。
現実で当時はやっと日本が世界の有名選手と戦える~と単純に喜んでいた。
ここから漫画での一場面のセリフを(少し変えて)抜き出したい。
「ワールドカップは戦〇なんだよ」
「2002年大会(初出場することになる1998年の次の大会)の開催国を半分とはいえ日本は引き受けてしまった」
「これまで開催国で初出場した国はない。(※1998年段階※開催国は予選を抜きに本選に出場できる)」
「1998年の大会に出場できなければ、」
「弱き国・日本は金の力でワールドカップに出場したと世界中から言われるんだぞ」
※現に出場国で初出場した国は1998年~2022年で1か国しかない
つまり、1998年に現実でもワールドカップに初出場したことによって日本はサッカーで笑われることはなくなったのだ。
今のサッカー日本代表
1998年に日本代表がワールドカップ出場してから、日本は強くなり続けている。
今回も過去最強と言われている。
それでも今回、日本代表がうえにベスト16に行けるかは非常に厳しいと言われている。
日本代表戦があるたびに、誰かが批判され特に監督が大きく批判されている。
最初に批判されたのはワールドカップ予選のオマーン戦に負けたときだ。
オマーンは日本と比べれば弱小国だと言われている。
この漫画ではオマーンは格下だが、難敵であると描かれている。
今のアジアでは日本は敵なしといわれるが、どの国も格上で描かれている。
どの国もワールドカップに出るために必死なのだ。
日本が強くなってきたことでワールドカップを当たり前に出れるものと思ってはいけない。
サッカーに興味がもてない人!
日本代表が批判されることに疑問を抱いているかた!
日本代表を批判している方!
全員、この漫画を読みたまえ、そして日本代表を応援しよう!
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